目次
第1章 腐敗・汚職の問題とは?
第2章 腐敗・汚職に対する取り組みの変遷
第3章 制度・組織・国家と新制度学派
第4章 統治の質に関連する各種指標
第5章 腐敗・汚染と賄賂の経済理論分析と実証分析の系譜
第6章 採掘権付与における腐敗・汚職の分析
第7章 総括
著者等紹介
溝口哲郎[ミゾグチテツロウ]
1997年慶應義塾大学経済学部卒業。1999年慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了。2008年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、Ph.D.in Economics取得(オタワ大学)。現在、慶応義塾大学経済学部特別研究講師。元・三菱経済研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えんじ
1
学術的な興味ではなく、個人的興味で読みました。一般的な書籍ではなく、研究論文。不敗・汚職についてはTIによるCPIという数値で表現することが出来る・・・というのが、まず書かれています。一番最後の章は、計算式がたくさんあるので、それは置いとくとして、全体的には分かりやすかった。詳しく知りたいと思ったのは、日本の官僚やその天下りのシステムがどの程度CPIに反映されているのか。日本の市場の質、取引費用の相場についてはどのような研究があるのか など。腐敗についてみたとき、日本は充分に効率的と言えるかどうか といっ2012/08/07
-
- 洋書
- Süßwasse…