内容説明
「リスクを限定するには―」「損のないポジションとは―」、「売り買いを組み合わせる最高のスプレッドとは―」、どんな相場状況でも必ず存在する“最高の優位性”をわかりやすく具体的かつ詳細に解説。
目次
第1章 「売買の優位性」という考え
第2章 基本的なオプション売買の概念
第3章 ボラティリティ
第4章 オプション売買戦略
第5章 オプション売買プラン
第6章 重要なオプション売買原則
第7章 オプション売買のためのコンピューター
著者等紹介
カプラン,デビッド・L.[カプラン,デビッドL.][Caplan,David L.]
アメリカにおけるオプション・トレーダーの第一人者。アメリカのオプション専門の投資顧問会社オプチュニティーズ・イン・オプションズ社の創設者。ニュース・レター『オプチュニティーズ・イン・オプションズ』(OIO)やオプション・ボラティリティ・チャート・ブックの編集者でもある。アメリカのさまざまな金融専門誌に記事を寄稿し、また、テレビや投資セミナーにも頻繁にスピーカーとして登場している
増田丞美[マスダスケミ]
1985年に米コロンビア大学大学院を卒業後、大手証券会社(東京本社、ロンドン現地法人)、大手投資銀行(ロンドン現地法人)勤務を経て、海外ヘッジファンド(プライベート・プレースメント)において、デリバティブ(オプションなどの金融派生商品)による資産運用に携わる。また、日本では数少ないオプション・トレーダーである
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感想・レビュー
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ke321
2
かなりの良書。実際に使い勝手のよい売買戦略と仕掛けるシチュエーションがピックアップされていて、それだけでも読む価値がある。2020/06/26
Q
2
「オプション取引は本質的にポーカーと似ている」という前書きと、本文内で引用されるチャートによるトレンド分析に怖くなりました。これではアッという間に負けてしまうのでは。。。2019/01/09
Tao Yamamoto
1
オプション取引に関する実践本。資金管理に関して弱いので応用するべき。
haru
1
日経225オプションをやるにはもうちょい簡単な本のが良い。 でも読んで損なし。 ただしむちゃくちゃ高いので、図書館で探すべし。2014/05/29
さわでぃ
1
オプションを使った基本的な売買戦略から、現物と組み合わせたヘッジ戦略までひと通り勉強できる。難解なグリークは登場せず、相場つきに応じてどのような戦略を展開するのが効果的かを紹介している。オプションは現物売買に比べて戦略の幅が広く、「相場観が外れても利益になる」など、現物にはない戦略でプレイの幅が広がることも魅力である。2013/02/17