内容説明
なぜ労働組合の本を書こうと思ったか―このままでは、日本は極めて難しい状況に陥るから。労働組合は、もはや必要ないのでは―経済面だけでない、豊かな生活を達成する支援に取り組む労働組合が生き残れるのではないか。
目次
第1章 労働組合を見直してみませんか
第2章 労働組合に求められるコミュニケーション機能
第3章 労働組合の現場力
第4章 労働組合の経営サポート機能
第5章 組合品質向上への取組み
第6章 労働組合のワーク・ライフ・バランスへの取組み
第7章 組合員でない人への対応
著者等紹介
高橋基樹[タカハシモトキ]
1951年東京都生まれ。1975年慶応大学法学部卒業。サッポロビール株式会社入社。営業及びマーケティング業務を25年担当。1999年末に同社を退社しコンサルティング業務を開始。2002年から2年間、P&Sコミュニケーションズ(現j.union)に勤務し、労働組合向けセミナー講師、組合活性化コンサルティングを行う。2007年4月にヒューマンバリュー研究所を設立し、現在に至る。中小企業診断士、社会保険労務士。現在、組織活性化コミサルティング業務の他、企業、行政向けには「段取り力」向上セミナー、目標管理制度定着セミナー、管理職の役割研修などの評価が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ONE_shoT_
1
おすすめされたので読んだ一冊。2023/02/18
Ayumi Katsukura
1
「暗く・固い」「遠い存在」「真面目で難しい」私自身、いままでは労働組合のことをそう思っていました。昨年の秋、3つも職位が上の上司からの声掛けがきっかけで分会の執行役員、いわゆる”内部の人”になってちょうど1年。楽しさも、やり甲斐も、昔ながらのかたさも、新しい取り組みに対しての動きにくさも…いろいろ感じて、感じながらも行動してきました。そんな立場だからか、この本のような存在に、とてもありがたみを感じています。(借りて読んでるだけですがw)労働協約がどうとか、組合第一だとか、そんなの抜きで、労使ともに歩み寄り2016/09/15
monotony
1
労働組合について考える機会があったので読んでみた。この本の前半の主張には賛成です。まず労働組合という名前を変える・・・。そうなんです。ちょっと社会問題に関心のある人から見れば、この名前にあまりいいイメージは持っていない。後半は具体的な事例が多く完全に労組関係者向け。2012/08/04
Hisanori Aoyama
0
組合活動のイロハ、事例が載っていて面白い。というかどこの労組も悩みは同じなんだなーと感じた。これを一冊読んだだけで、人と違うことが言えてしまうのはここだけの秘密。2011/08/13
Itsuma Tanaka
0
労働組合はどうあるべきか、そしてそのリーダーはどのように組合を運営していくべきか、そのために獲得しなくてはいけないスキルとは何か・・・ 「社員に価値を提供する」というスタンスで、社員にどのように価値を高めることができるのか・・が議論されてますが・・人事がやる仕事と、本質があまりかわらないのでおもしろい。2021/09/12
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