出版社内容情報
《内容》 近年の大規模臨床試験の結果が導いたトリグリセライド、HDLの新たなエビデンスと臨床的意義とは?
物質論、調節遺伝子から脂質代謝異常と関連疾患、治療、レムナント測定法まで、その最新知見が詳述されている。
《目次》
1. トリグリセライド、HDLとコレステロール
2. 見直されるトリグセライド、HDLの意義
3. リスクファクターとしてのトリグリセライド
4. multiple risk factor症候群
5. トリグリセライドと、HDLコレステロールと動脈硬化
6. HDLの疫学について
7. combined hyperlipidemia
8. combined hyperlipidemiaの成因
1)遺伝子
2)内臓脂肪症候群との関連
9.TG-richリポ蛋白の代謝
10. トリグリセライド代謝、HDL代謝と調節遺伝子
1)RBP、Microsomal transfer protein
2)PPAR
11. トリグリセライド、HDLと内皮細胞機能、マクロファージ
12. 高トリグリセライド血症および低HDLコレステロール血症における凝固 線溶反応
13. リポ蛋白リパーゼ欠損症、肝性トリグリセライドリパーゼ欠損症
14. アルコールとIV型、V型高脂血症
15. 糖尿病と高トリグリセライド血症
16. 食後の高脂血症
17. 女性ホルモンとトリグリセライド代謝、高脂血症
18. 高トリグリセライド血症の治療
1)ライフスタイルとトリグリセライド
2)フィブラートおよびその誘導体
3)statin(スタチン系薬剤)
19. IDL、レムナント測定法
1)RLPコレステロール測定の意義
2)アガロースゲル電気泳動を用いたリポ蛋白分画中のコレステロールお よびトリグリセライドの測定
3)ゲル濾過HPLC法によるTG-richリポ蛋白の分析
20. 座談会・トリグリセライドとコレステロール、虚血性心疾患のリスクファク ター
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