内容説明
世界に例のない日本のサブカルチャー、マンホールデザイン。メッセージが明快でデザインが素晴らしい、100枚のマンホールと、その仲間たち。
目次
鶴―丹頂鶴(阿寒町)
夜空―オーロラ(陸別町)
湖―摩周湖(弟子屈町)
動物園―シネガー(夕張市)
ねぶた―立佞武多(五所川原市)
しゃれ―大きなワニ(大鰐町)
龍―龍ちゃん(岩泉町)
働く女性―北限の海女(久慈市)
花火―競技花火(大曲市)
雪と氷―かまくら(横手市)〔ほか〕
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
17
これまで全く気にしてなかった訳ではないが、改めて、その芸術性というか文化・風土を感じた。なるほどなあ~というものが実際に多いのだが、中には、何でかなあ~無理があるように思うものも。でもまあ、それもご愛嬌かもしれない。テーマというか、何でもありだな。ふと思ったのは、その描き方というかデザインの仕方には、時代もあるかもしれない。ゆるキャラではないが、そういう感じのデザインが思ったよりも多かったような。当然、かぶるのもあるので、本家はこっちなんてあるんだろうか。2014/08/16
星野
15
マンホール好きにはたまらない。興奮し通しだった。ああ、旅に出たい!!!2016/05/08
更紗蝦
13
面白いには面白いのですが…。「ちゃんとスリップ対策を考えてデザインされているのか?」とか、「着色されたマンホールは色が剥げたらどうするんだろう?」とか、考えてしまいました。足元に設置するものなのに、どの方向から見てもOKなデザインになっている物が極端に少なく、これは「見た目の面白さ」を追及した本であるためにたまたまそういうのがチョイスされただけなのか、それとも、元々デザインマンホールの選考基準には「どの方向から見てもOKかどうか」は考慮されていないのか、どちらなのでしょうか?2017/05/11
にゃんた
12
こちらも見て楽しむ1冊。テーマごと100選だが、1テーマに何枚もマンホール写真があり、そのテーマについての観光写真もありで、ちょっとした旅行気分に。元絵となる写真とマンホール図柄の対比で、マンホール柄の芸術性の高さに改めて感動すること多々。ああ、楽しかった。2017/08/27
kera1019
12
塩屋崎灯台の夕焼けバージョン、千葉市の大賀ハス、一茶のやせ蛙、子規の粟井坂、カープ坊や、輪島の御陣乗太鼓、鞠智城、肥後椿など、阿寒から波照間島へ、各地の名所名跡、町並み、文学、祭り、スポーツに至るまで様々なマンホールのメッセージを旅歩き。青森県鶴田市の「鶴の舞橋」、陸別町のオーロラ、摩周湖、立佞武多、大曲の競技花火、佐賀県の武雄温泉楼門、甲斐の猿橋、秋田の竿灯、田舎館村の田んぼアート、醍醐の桜、かまくらで食べる横手やきそばなど、本著のマンホールを見て訪ねてみたくなる所が沢山出てきました。2014/07/03