内容説明
企業が展開するメンタルヘルス活動の最終目標は、活力ある組織をつくっていくことにあります。重要なのは、経営陣や管理職はもちろん全社員がメンタルヘルスマインドを持つこと。そして、社員の心のケアやモチベーションを含めた職場環境が整備される点にあります。そのために企業としてすべきなのは、活動を日常の企業活動のなかに落とし込み、関連する各部署がシステムとして機能するよう改めて体制を整えていくことです。本書は、メンタルヘルス活動をより効果的に行うために、その基本的な考え方から展開の方法までを具体的に示したマニュアルです。どうぞ、御社の活力ある組織づくりのためにご活用ください。
目次
企業のメンタルヘルス活動とは何か(メンタルヘルス導入マニュアル;実例から学ぶ体制づくり;企業のメンタルヘルス研修;相談活動と各種ツールの活用;メンタルヘルスの法的問題)
心の健康と援助 基礎知識編(メンタルヘルスの基礎知識;メンタルヘルス不全者の理解と援助の方法;指導と治療の実際;効果的なメンタルヘルスケアの技法)
心の病と介入 ケーススタディー編
著者等紹介
河野友信[カワノトモノブ]
東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科教授
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