内容説明
さあ、こんやはどの子のとこにいこうかな。手塚賞初受賞者・なかもとしげるのはじめての絵本。
著者等紹介
なかもとしげる[ナカモトシゲル]
中本繁。1951年、長崎県崎戸町の炭坑の島に生まれる。72年、「ガラガラウマウマ」で集英社が主催する手塚賞の初受賞者に。73年から「少年ジャンプ」(集英社)にて「ドリーム仮面」を連載するも以後、漫画界から完全に姿を消す。2000年、作者行方不明のまま刊行された単行本『ドリーム仮面』(大田出版)が話題となり、本人の所在が知られることとなる。01年、東京恵比寿で初個展を開催。03年から「くるくる紙芝居友の会」を発足。各地で開催されるイベントでくるくる紙芝居を上演するなど独自の作家活動の道を歩んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
8
作者の中本繁さんはかつて幻の漫画家と呼ばれた方だとか。ドリーム仮面のことも知りませんでしたが、絵に独特のこだわりを感じます。ぼくだけの家は、みんなの家となって、夢の完成。2020/08/17
紅独歩
1
少年ジャンプの功と罪を考える時、ぜったいに外していけないのが中本繁氏の『ドリーム仮面』だ。「友情・努力・勝利」の看板の陰で繰り広げられる弱肉強食の争いの中、これほど真摯に子供たちと向き合おうとした漫画を、私は他に知らない。闘いに傷つき姿を消したドリーム仮面が、平成の世に帰ってきてくれた。それだけでもう、何も言う事はない。2013/02/28
ダート(装幀に花束を)
0
内容には関係ないのですが手に入ったのが嬉しいので書かせてください。★まだ小学校に上がるか上がらないかの頃、2つ上の近所のお兄さんがドリーム仮面をよく書いてくれました。その時はマンガも自分では買うこともないですから、ドリーム仮面であるとは知らず、その人の漫画で毎回夢中になってました。中にはオリジナルでコマ割りして即興で描いてくれていたんです。ですからその人もまだ小学校低学年でしたがもう凄くて憧れでした2017/01/29
いちはじめ
0
ドリーム仮面! 40年程前、少年ジャンプの連載の中では3、4番目に好きだったので、絵本になって復活と知り、なつかしく読んだ。そうそう、このあたたかな感じ、相変わらずでほっとした。変わらない方がいいものってあるよね。2013/03/23
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- 預けたお金が問題だった。