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出版社内容情報
1970年、よど号で北朝鮮に飛びたった赤軍派の田中義三が、偽ドル事件の容疑者として、タイで捕まった。事件と、田中、よど号メンバー、そして北朝鮮。事件の核心にむかった長期取材のドキュメント。突破者・宮崎学が巻頭で「檄文」!
まえがき 「ワシは権力が大嫌いなんや」 宮崎学
プロローグ
1――国境を越えられなかった“外交官”
2――“無実”の匂いがした
3――事件の発端から謎がある
4――“スーパーK”とは何なのか
5――事件はどう展開していくのか
6――かくして冤罪は作られる
7――SSが「田中」を発見!?
8――反古にされた「日本送還」
9――たった一枚の偽ドル札
10――もう一人の主人公、児玉省吾
11――姿を現した田中義三
12――田中義三という男
13――弁護士は三人ともタイ風
14――米朝のせめぎあい
15――田中と児玉は無実である
16――チョンブリ物語
17――ジャーナリズムは死んだ
あとがき
資料1●田中義三の最終陳述
資料2●宮崎学氏の突破発言
資料3●田中義三メモ
資料4●米朝関係と「偽ドル事件」年表
まえがき 「ワシは権力が大嫌いなんや」 宮崎学
宮崎学氏、鈴木邦男氏も応援に駆けつけ、タイ偽ドル事件では無罪、「よど号」田中義三にとって、アメリカにはめられた一つの足枷が解かれた。
北朝鮮、東欧、アジアの地で活躍していた元赤軍派の「革命家」はいま、その根拠地として、母国・日本を選択した。
お得意の笑顔 とガッツポーズのウラに潜む、九州育ちの頑固者の素顔に迫る異色のヒューマン・ドキュメント!
内容説明
結審したタイ「偽ドル事件」裁判、判決はいかに!「よど号」で北朝鮮に飛び立って30年、田中義三、迷宮からの帰還へカウントダウンがはじまった。
目次
国境を越えられなかった“外交官”
“無実”の匂いがした
事件の発端から謎がある
“スーパーK”とは何なのか
事件はどう展開していくのか
かくして冤罪は作られる
SSが「田中」を発見!?
反古にされた「日本送還」
たった一枚の偽ドル札
もう一人の主人公、児玉章吾〔ほか〕
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