井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室

井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784938965075
  • NDC分類 816
  • Cコード C0095

内容説明

本書は、文章の達人・井上ひさし氏が作文の書き方をていねいに伝授。この一冊であなたも文章家になれる。作文添削指導付き。

目次

一時間目 作文の秘訣を一言でいえば、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということだけなんですね。
二時間目 一時間半で日本語というものをざっと見るという大冒険、うまくいったら拍手ご喝采です。
三時間目 意識をなるべく研ぎ澄まして。観念的に、じゃなくて具体的に。理屈ではなくて、具体的に。
四時間目 朗読劇

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こまり

23
すごく面白かった。新聞の書評に取り上げられてたので読んでみた。1998年発行なのでもう随分前の本だけど、今読んでも納得の一冊。岩手で開かれた3日間の作文教室の様子を書いた本。「作文の秘訣を一言で言えば、自分にしか書けないことを、誰にでもわかる文章で書くということだけなんですね」文章を書くということについて、また日本語について深く考えることを促す内容だった。「は」と「が」の違いの説明になるほど!と思った。今さらだけど。…この本を読んだ後なのに、こんな文章しか書けない自分にがっかりする(-_- )2021/08/10

しーもあ

5
二時間目の日本語の特徴についてが面白かった。たとえば日本語には草や魚の名は数多あるけど、星や家畜の名は少ないなど。「は」と「が」の違いの説明もなるほどと思った。生徒たちの作文はうーん微妙2017/09/24

しょー

5
 「(という)こと」、接続詞を多用してしまう僕には、顔が赤くなる内容でした。まずは、上記の二つを使いすぎないようにしたいです。2013/11/10

mizzan72

4
再読。文章を書くコツを学ぶとき必ず名前が挙がる本。無論「作文教室」として読むのがいちばん面白いのだけど、今回はちょっと、井上さんが、戦争観や憲法観について話した部分に注目してみました。ほかの井上さんの本でもそうなのだけど、言葉の使われ方を手がかりに、本題から、つい脱線して、当時の軍部批判なんかを挟んじゃう。戦前戦中生まれの作家は程度の差こそあれ、このように戦争の記憶を常に背負っているようなところがある。戦後70年目のいま、僕はそれを感じたかったのです。2015/08/17

Hiroki Nishizumi

1
良いね。参考書として、ポイントを忘れないようにしたい。2018/07/11

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