目次
第1章 「きみはガンだよ!」
第2章 治療開始
第3章 新たな試練
第4章 遺伝子のスイッチ・オン
第5章 村上和雄先生との出会い
第6章 おまけの人生の楽しみ方
著者等紹介
工藤房美[クドウフサミ]
1958年宮崎県生まれ。3児の母。48歳で子宮ガンを発病。手術もできないほど進行しており、放射線治療、抗ガン剤治療を受けるが、肺と肝臓に転移が見つかり、「余命1ヵ月」と宣告される。完治後、自らの体験を語り歩く。現在インド・ネパール料理店を開き、2店舗を切り盛りしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おやおや
8
「みやざき中央新聞」で紹介されていて興味を持ち、紀伊国屋書店ウェブストアで、購入。 著者は「余命1カ月のガン」と冷たく宣告され入院後、村上邦雄(筑波大学名誉教授)著『生命の暗号』を読み、「ありがとう」の重みを感じて全身60兆の細胞に日々感謝したら、100%ガンが消えた。その時の喜び、その後の喜びが書かれています。 読んでいると、著者から「買ってくれて、読んでくれてありがとう」って言われてそうな気がするくらい、感謝に充ち満ちている文章で、著者自身の辛い入院生活の文章も、その感謝から明るく読めました。2015/12/14
志織
2
ある講演会でほんの少し紹介され、読んでみたいと思い購読。内容が大変よかったので、癌治療をしている知り合いにプレゼントした。癌の宣告を受けた患者さん達に生きる希望になる本ではないだろうか。癌患者であってもなくても、誰でも出来ることが書かれている。著者が言う「遺伝子スイッチオン」になるよう生きていくのは素晴らしい発想だと思った。2019/12/03
モトコ
2
再読。前回読んだ時よりも深く感動した。 感謝することの大切さを再認識。 がん患者であろうが、なかろうが大きな偉大なるものに生かされていることに感謝して過ごさねばと思った。2018/12/13