内容説明
すべてのものに「いのち」を与え、育み、終焉させる力。これまでの論議を越えた「水」の不思議。
目次
第1章 水は知的生命体である(流水紋に魅せられて;清い水を守り伝えて ほか)
第2章 水と光とダイアモンド(水と遊ぶ;これは水神様? ほか)
第3章 宇宙のバランスを求めて(川を追って山中へ;池を探して優しいお坊さんに会う ほか)
第4章 水のこころ(一滴水;山紫水明 ほか)
著者等紹介
森清範[モリセイハン]
清水寺貫主。北法相宗管長。昭和15(1940)年、京都市東山区清水に生まれる。昭和30(1955)年、清水寺貫主大西良慶和上のもとに得度・入寺。花園大学卒業。八幡市円福寺専門道場にて雲水修業。清水寺・真福寺住職。清水寺法務部長を経て、昭和63(1988)年、現職につく
増川いづみ[マスカワイズミ]
栄養学及び工学博士。東京生まれ。ミシガン州立大学にて栄養学及び電子工学の博士号を、MITで量子力学の修士号を取得。水の分子構造学と磁気共鳴学を中心に、水の流体力学研究、さらに生体水と深い関わりのある超低周波などの微弱な磁気から高周波までの電磁気研究で、昨今の電磁波公害に対して警鐘を鳴らす。水があらゆることに繋がることに興味を持ち、生物分子、マリンバイオロジー、地質学、鉱物学、薬草学など分野を超えて多岐に学び、人と地球の健康と生命のバランスをテーマにしている。(株)テクノエーオーアジア代表取締役。フローフォーム国際委員会日本代表。NPO法人四條司家食文化協会理事
重富豪[シゲトミゴウ]
昭和16(1941)年、佐賀県に生まれる。ダイアモンドの輝きの判定器「ファイアースコープ」を発明し、デ・ビアス社よりデビュー。その後、ダイアモンドの光を極限まで全反射させる「エクセレントカット」を世界に先がけて完成し、「ダイアモンドの輝きを極めた男」と称される。他方、水の多様な姿を「流水紋」として写し取る独創的な制作に没頭。その作品はヨーロッパ各国でのシュタイナー展で高い評価を受け、京都・清水寺のご本尊御開帳記念行事(2000年)で展覧された。(株)「ボロン」代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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