内容説明
不知火海の波光きらめく、鶴舞う出水の郷に暮らす詩人が、気の向くまま、思いのままに、東へ西へそぞろ歩いた文学渉猟。想いはいつも峠を越え、県境を越えた―。
目次
水上勉 鶴の来る町―出水‐鶴の飛来地
民謡 鹿児島おはら節―桜島‐八方美山
宮内勝典 金色の象―山川町‐岬と湾
進一男 あまんゆ―奄美大島‐立神
石光真清 城下の人―熊本‐天守閣
堀田善衛 鬼無鬼島―甑島‐カノコユリ
藤後左右 熊襲ソング―志布志町‐枇榔島
福石忍 遠い星―秋の庭‐やさしさ
伊藤一彦 青の風土記―椎葉村‐夜神楽の舞い
柳田国男 海南小記―坊津‐黒潮と夕陽〔ほか〕
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