出版社内容情報
教えてあげて! 私の笑えるあの話。日本全国公募の『私の爆笑体験』200談。圧倒的に喜ばれる病気お見舞い最適商品。
●笑いは重荷を軽くする
笑いは体にいいらしい。
みんな、ほとんどがそう思っている。
そんなにいいなら、なぜもっと笑わないんでしょう。
ふしぎです。
笑うと病気が治る。
笑うとガン細胞が消える。
笑うと、周りがなごやかになって、ものごとがうまく運ぶようになる。
みんな理屈ではそうだが、でも、という。
第一ねえ、現実を考えたらのほほんと笑える状況じゃないでしょ、世の中は……。
そういう反論もわからぬではないが、ここが最大のポイントなんです、じつは。
つまり、
どこを見たって探したって、笑える状況じゃないし。それに楽しくも面白くもないのに、笑えるはずがないですよ、じっさい。
と、ここで思考停止がおこっているんです。
ここのスイッチを、思い切りきりかえる。
楽しいから笑える。幸せなら自然に笑顔になるというのがいままでであった。
それを逆にする。
笑うから、楽しくなる。幸せになるんだ。
と百八十度、ポーンと強引に転換する。
(つづく……)
内容説明
笑いの魔力でストレスとける。日本全国爆笑よりすぐり200。
目次
グランプリ作品
爆笑(優秀賞;入選)
嗚呼!勘違い
ひぇ~!悲惨
恥ずかしい…
ビックリ!
天然ヴォケ
笑いのアイデンティティ(昇幹夫)
著者等紹介
昇幹夫[ノボリミキオ]
1947年(S22)、鹿児島県出身。九州大学医学部卒。82年より大阪在住。現在、大阪や岡山で産婦人科診療もしながら、日本笑い学会副会長として「笑いと健康」のテーマで全国を講演中。97年夏、がん患者十五名とともにモンブラン山麓トレッキングツアーに参加。2000年夏、日米合同がん克服富士登山にがん闘病者二二〇名とともに参加し、「生きがい療法」を実践中
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