内容説明
「光るナナムイの神々」は、写真家比嘉豊光が宮古島北部の集落、西原の年中祭祀を4年の歳月をかけて撮り続けた記録である。それは、村人や祭祀の主催者であるツカサンマなど女性司祭者との心の通じ合いのなかで生まれたもので、そこには、人類学や民俗学のいう参加観察の意欲以上に、シマ(村落・島)の文化に対する一人の人間としての愛情と敬意に満ちた眼差しが感じられる。
著者等紹介
比嘉豊光[ヒガトヨミツ]
1950年沖縄県読谷村生まれ。琉球大学美術工芸科卒業。あーまん自主ギャラリー設立に加わる。70年代後半から写真家として活動、数々の写真展を開催する。また、沖縄の島クトゥバ(言葉)を後世に残そうと97年より「琉球弧を記録する会」を立上げ、活動を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。