内容説明
告知とコミュニケーション、痛みの緩和、自宅での介護、家族の看取り、など…。在宅療養を決めた患者と家族のための知識と知恵を再集結。
目次
退院したがん患者を前にして
患者、家族とのよりよいコミュニケーションのために
在宅で必要な医療とは
痛みの緩和のために
患者へのサポートとアドバイス
家族へのサポートとアドバイス
在宅で看取るための家族へのアドバイス
がんで亡くなった患者の遺族へのサポート
おわりに
制度を活用するために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
4
図書館にて。2004年刊行で、前書きによると、1995年刊行の『退院後のがん患者支援ガイド』の改訂版だそうな。2004年初頭で施設ホスピス(緩和ケア病棟)が120施設を超えた、と書かれている。そもそも現代ホスピスは1967年に英国発祥、日本では1981年静岡県の聖隷三方原病院の院内独立系ホスピスが初。最近なんだなァ…。緩和ケアに公的援助が受けられるようになったのは1990年から▲表「一般病棟、緩和ケア病棟、家庭の比較」の「性生活」項、一般病棟では「不可能」、緩和では「制限が多い」。2024/01/05