出版社内容情報
《内容》 「がん」はとかく特別視されがちである。多くのがん患者が「なぜ私ががんになったのか」との思いがある。しかし、3人に1人ががんで亡くなっている今、がんが決して特別な病気ではなく、ふつうの病気ともいえるようになった。そのことを患者さんや家族にも知ってもらいたい一心で著者が執筆したもの。
《目次》
癌とは?
癌がなぜ問題視されるのか
癌の疫学
先人たちの理解
癌発生のメカニズム
癌遺伝子とは
臨床的癌に進行するまで
発症抑制に向けて
発癌の視点から
癌制圧への道
内容説明
本書の構成は、「がんとは?」という疑問の流れに沿うものとなっている。はじめに癌について基礎を概観し、ついで発癌に焦点を合わせる。つづいて、臨床についてふれる。そうすることによって、楽観的でも悲観的でもない視点が得られると思う。
目次
癌とは?
癌がなぜ問題視されるのか?
癌の疫学
先人たちの理解
癌発生のメカニズム
癌遺伝子とは
臨床的癌に進行するまで
発症抑制に向けて
発癌の視点から
癌征圧への道
著者等紹介
谷田憲俊[タニダノリトシ]
1949年1月6日生まれ。1973年3月弘前大学医学部卒業後、函館市立病院消化器科、兵庫医科大学第4内科医員を経て、現在兵庫医科大学消化器内科・助教授。その間、ロンドン大学衛生及び熱帯病研究所、ロンドン大学ガイズ病院医学校消化器科研究員(英国医学研究会議臨床研究センター研究員併任)、国立加古川病院第一内科医長・研究検査科医長など。学会、日本消化器病学会評議員、日本癌治療学会評議員、日本消化器癌発生学会評議員、日本緩和医療学会評議員
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