出版社内容情報
《内容》 治療ガイドラインシリーズは,オーストラリアの医学界が国をあげて各専門領域ごとに世界中の文献をもとに,根拠に基づく結論を導きだしたものである。本書では,日常診療でよく遭遇するあらゆる「痛み」に対して鎮痛剤を処方するうえで必要な実践的な治療のポイントと考慮すべき注意点が述べられている。一方,ありふれた疾患であってもその処方判断に関して論争されている分野もあり,本書では採用している推奨処方についての根拠も論じられている。 《目次》 I.痛みの病態生理II.薬の基本的知識III.痛みの非薬物的治療法IV.疼痛の臨床V.慢性疼痛症候群VI.適切な処方のポイントVII.使用経路VIII.筋骨格痛IX.線筋痛症X.急性関節痛XI.四肢痛XII.脊椎痛XIII.癌性疼痛XIV.術後の疼痛XV.処置関連疼痛XVI.外傷性疼痛XVII.熱傷疼痛XVIII.産科的疼痛XIX.婦人科的疼痛XX.腹痛XXI.胸痛XXII.頭痛XXIII.顔面痛XXIV.眼痛XXV.帯状疱疹痛XXVI.中枢神経系と末梢神経系に由来する神経原性の痛みXXVII.反射性交感神経性ジストロフィーXXVIII.疼痛療法処方の法的側面資料.妊娠中および授乳中の鎮痛剤の使用
内容説明
痛みと発熱はあらゆる病気に起こりうる最強の苦痛である。単に鎮痛剤、解熱剤を処方すればすむという単純なものではない。痛みには疾患毎に多彩かつきめ細かい対処が必要で、解熱剤は鎮痛剤と異なる考え方による異なる方法でのアプローチが必要だ。「患者の苦痛を和らげる」ことはあらゆる科の医師の責任であり、基本的な技術、技量が試されている。本書は、実にきめ細かく、しかもむだなく要点が記載されている。
目次
痛みの病態生理
薬の基本的知識
痛みの非薬物的治療法
疼痛の臨床
慢性疼痛症候群
適切な処方のポイント
使用経路
筋骨格痛
線筋痛症
急性関節痛〔ほか〕
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