出版社内容情報
《内容》 本書は,癌末期およびHIV感染症末期における痛みなど種々の苦痛に対するさまざまな緩和法を幅広い視点で紹介したマニュアルである。単なるケアではなく,薬剤の具体的な投与法など積極的なキュアとしてまとめている。また,患者個人の状態に合わた個別の対応ができるよう,ひとつの症状に対して考えうる限りのさまざまな緩和アプローチ法を紹介しているのも特徴といえる。そして,それほど幅広い内容にもかかわらず要点のみを簡潔にまとめてあるため,目的とする緩和法をひと目で探しだせ,重要な記述には太字で強調してあるので多忙なときでも必要なところがすぐに把握できる。 《目次》 1.ホスピスの概念/ホスピス看護2.メディケア公認のホスピスで提供されるサービスの概要3.ターミナル・ケアで常用される薬剤4.痛みのコントロール5.悪心と嘔吐6.便秘7.下痢8.不安と末期状態9.抑うつ状態10.不眠11.呼吸困難12.咳嗽13.末期癌でのステロイド使用14.腸閉塞15.尿路の症状16.皮膚と口腔のケア17.かゆみ18.終末期の不穏状態19.皮下注射20.侵襲を伴う鎮痛法21.痙攣22.末期HIV感染症23.その他(緊急事態/食欲不振/難治性のしゃっくり/液状で利用可能な薬剤/高カルシウム血症)
内容説明
本書には癌末期患者が直面するさまざまな苦痛について注意すべき点と治療法が簡潔にまとめられている。緩和ケアのコンサイス・ブック。HIV感染症ケアも掲載。
目次
ホスピスの概念
ホスピス看護
メディケア公認のホスピスで提供されるサービスの概要
ターミナル・ケアで常用される薬剤
痛みのコントロール
悪心と嘔吐
便秘
下痢
不安と末期状態
抑うつ状態〔ほか〕