感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
BIDDULPH
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高徳秋水の甥であり、悲運の画家、高徳幸衛の生涯を綴ったのは幸衛の従弟、木村林吉である。土佐の小京都、中村（現在の四万十市）や宿毛、大月などのローカルな地名も出てくる。旅券を2度も無くして妻子を残したアメリカに帰れなくなった謎など、とてもまともな人生ではないが、強烈に記憶に残る破天荒な生き様に迫力すら感じる。2012/09/03
