内容説明
本書は、「文学」を生命論的考察の対象として位置づけるための試論である。西田幾多郎、田辺元、吉本隆明、太宰治、小林秀雄、志賀直哉が描こうとした世界を、歴史的世界における文学の身体性によって切り結ぶ。
目次
文学の身体と言語
第1部 文学的身体と歴史(太宰治・敗戦・田辺元;歴史のポイエーシス;吉本隆明の対偶的思考)
第2部 生成する文学的身体(文脈形成行為と公私の再編成;痕跡の所有;疎開者小説の可能性)
第3部 文学的身体の自画像―志賀直哉と小林秀雄(身体性と暴力;沈黙する志賀直哉;流れを遡る;「眠られぬ夜」の夢と現実;「おふえりや遺文」論)
著者等紹介
山崎正純[ヤマサキマサズミ]
1960年生まれ。九州大学文学部卒。同大学院博士後期課程中退。大阪府立大学人間社会学研究科教授。博士(文学)。専門は、日本近代文学、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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