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内容説明
日本語には主語もコプラも無い。述語制の言語である。なのに、なぜ、国語学者たちは主語があると言い続け、学校文法で嘘を教え続けるのか?「国語」の文法言説を根底から批判考察し、国家語化された主語制言語様式の国家資本を組み替える“述語制言語様式”の言語理論を生産すべく、日本の文化資本・文化技術を言語本質から考究。松下大三郎、佐久間鼎、三上章から本居宣長・春庭、富士谷成章・御杖、鈴木朖、賀茂真淵・契沖など近世述語的言語言説へ遡及し、“現代社会”の閉塞根源を明証にする言語革命の大著全3巻の序説。日本思想を理論転移する概念空間を開示。
目次
第1部 述語制言語様式への開削(批判査証;歴史性化;第1部から第2部への継承章)
著者等紹介
山本哲士[ヤマモトテツジ]
1948年生まれ。信州大学教授、東京芸術大学客員教授をへて、文化科学高等研究院ジェネラル・ディレクター。教育学博士。政治社会学、ホスピタリティ環境学など専門分割領域にとらわれない超領域的専門研究の研究生産と文化生産を切り開いてきた。大学を超える研究生産機関として文化科学高等研究院を1990年に設立、海外の研究者たちと交通し、国際セミナー/会議をなす。さらにその超領域的学問の実際活用をなす文化生産ビジネス機関としてJapan Hospitality Academyを設立(2005年創設、2013年に改組)、そして2016年に、web intelligence universityの動画配信知的システムを、2017年、文化資本学会を創設し、2019年「一般財団法人・日本国際高等学術会議」を設立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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