目次
第1章 ガンスのヘーゲル解釈とフランス―国家と社会に着目して(ヘーゲルの法哲学講義とガンスの立憲国家;ガンスのフランス観察と社会組織)
第2章 ガンスと歴史法学派―プフタとの占有論争を中心に(占有と所有権―自然法的な哲学とローマ法学において;ガンスの占有理論;占有をめぐるプフタとガンスの対立)
第3章 ガンスとハイネ―ヘーゲル主義から見たユダヤ性(共感―ユダヤ人解放と「同化」の時期において;反感―改宗と「疎外」の時期において)
著者等紹介
川崎修敬[カワサキノブユキ]
大阪府生まれ。2002年京都大学大学院法学研究科博士後期課程政治学専攻研究指導認定退学。同年、京都大学大学院法学研究科助手を経て、2005年課程博士号取得。京都大学博士(法学)。現在、京都大学大学院法学研究科21世紀COEプログラム研究員、京都女子大学及び神戸学院大学非常勤講師。専攻は西洋政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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