内容説明
平等は、人に屈辱的な思いをさせないという意味の“品位”を基盤にすえなければならない。そのことを原点としつつ、「複合的平等論」「運の平等主義」などの平等論を批判的に吟味、また平等と公共性や市民社会との関係をも再検討。
目次
序論 なぜ平等の政治理論か?
第1章 プリズムのなかの平等
第2章 主体的行為と構造のあいだ
第3章 平等と公共性
第4章 市民社会と平等/不平等の力学
第5章 差異とシティズンシップ
第6章 再分配と承認
第7章 品位、平等、平和
著者等紹介
木部尚志[キベタカシ]
1964年福岡県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業、早稲田大学政治学研究科修士課程修了、DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生およびEKD(ドイツ福音主義教会)社会奉仕事業部奨学生を経て、テュービンゲン大学にて社会科学博士号(政治学)取得。青山学院女子短期大学専任講師を経て、国際基督教大学教授(政治学)。政治理論、政治思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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