内容説明
若かりし日々;壮年期のはじめ;エマソンとの親交;ウォールデンにて;人柄;コンコードでの生活;遠出;最後の年数;原則;著作;結び
目次
20010315
著者等紹介
ソルト,ヘンリー・S.[Salt,Henry S.]
1851-1989。父の任地インドで生まれ、英国ではイートン、ケンブリッジに進む。イートン校で教職に就き、同校のジョインズ師の娘キャサリン(ケイト)と結婚。フェビアン協会に加わる。イートン校を去り、簡素な生活を実践する。E・カーペンター、B・ショーとはとりわけ深い交流をもつ。創設に加わった人道主義協会を拠点に菜食主義、動物の権利、監獄の改良などの問題で活動する。その間、アメリカのソロー周辺の人びとと膨大な量の書簡を交換し、ソロー伝を書き、英国民にソローの本格的な紹介を行う。アジアとの関係ではインドのM・ガンディーの菜食主義に影響を与え、ソルト夫妻は日本人石川三四郎と交流もあった
山口晃[ヤマグチアキラ]
1945年生まれ。慶応義塾大学院法学研究科博士課程を経て、97年より『木学舎だより-石川三四郎研究・季刊個人誌』の刊行に従事。93年度日本翻訳文化賞受賞。訳書にE・フェーゲリン『自伝的省察』(而立書房)、M・ウォルツァー『正義の領分』(而立書房)など
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