内容説明
「並外れた知性と定式化の才能をもつカール・シュミットが、どうしてあれほど熱心かつ無批判に、ナチス体制を宣伝することができたのか?」本書は、ナチス法学研究の第一人者である著者が、この問題に真正面から挑んだ労作である。
目次
第1章 学問と政治的な時代精神
第2章 偉大な時代精神の持ち主たちの提携(1933年)―マルティン・ハイデッガーとカール・シュミット
第3章 テーマの危険性
第4章 ナチズムにおけるシュミットの歩みと著作
第5章 カール・シュミットと「ラウム革命 1989/90年」―あるいは法学者の適応問題としての「法更新」の持続性
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