カール・シュミットとナチズム

カール・シュミットとナチズム

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  • サイズ B6判/ページ数 180,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784938662288
  • NDC分類 311.234
  • Cコード C3031

内容説明

「並外れた知性と定式化の才能をもつカール・シュミットが、どうしてあれほど熱心かつ無批判に、ナチス体制を宣伝することができたのか?」本書は、ナチス法学研究の第一人者である著者が、この問題に真正面から挑んだ労作である。

目次

第1章 学問と政治的な時代精神
第2章 偉大な時代精神の持ち主たちの提携(1933年)―マルティン・ハイデッガーとカール・シュミット
第3章 テーマの危険性
第4章 ナチズムにおけるシュミットの歩みと著作
第5章 カール・シュミットと「ラウム革命 1989/90年」―あるいは法学者の適応問題としての「法更新」の持続性

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

衛府蘭宮

2
「シュミットが行なったナチスに対する過度の忠誠の表明は、同僚仲間、大学そしてとりわけSS内部における彼の強力な敵対者やライバルを挑発し、彼に対する疑惑を引き起こしたのである。彼らはシュミットが更に昇進することを恐れ、彼を正面から攻撃したのである」(103頁) 「孤立するのではないかという心配の「無言の圧力」、立身出世の機会を逸してしまうのではないかという不安が余計なことをさせる原因となった」(140頁)にゃーん(詠嘆)2022/07/18

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