内容説明
デュルケーム、レヴィ=ストロースそしてブルデューに到る思想の系譜を隣接諸学との連関において辿り、社会学を認識論的に捉え返す根底的な視座を呈示する。この100年のフランス社会学界の潮流を見事に俯瞰する遺作の集成。
目次
第1章 社会学における認識論的試み
第2章 構造主義と社会学―その認識論的吟味
第3章 現代フランスの社会学的認識論
第4章 社会学的知の生産をめぐって―科学の社会学と構造主義
第5章 構造と実践のあいだ
第6章 構造主義から慣習行動の理論へ
第7章 世紀の転換期におけるフランス社会学と歴史学
付論(日本的社会性の諸形式―伝統主義と現代主義;研究の旅路―東北大学における最終講義)
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