目次
第1章 諸半島―山地、高原、平野
第2章 地中海の心臓部―海と沿岸地帯
第3章 地中海の境界、あるいは最大規模の地中海
第4章 自然の単位―気候と歴史
第5章 人間の単位―交通路と都市、都市と交通路
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mob
4
・原著1949初版。1巻は歴史と環境の因果関係。これを大衆向けでなく歴史学者として地中海全域で展開し、数十の偏見を修正する。・それだけなら最高だが、時代がかった修辞に忠実であろう翻訳には疲労が溜まる(そしてこれを意訳しろなんて無茶は言えない。意訳できるレベルの学者にはその時間で自著を書いてほしい)。読メ登録中で最も重い読書だった。 ・実は地中海は程良く貧しく、安定した生存のために努力が要ることが文明の拡散を早めた。豊かであれば閉じこもって昨日と同じ暮らしをすればいい。2021/04/16
p-nix
1
歴史というより、地理、地政学的内容だが、これこそ歴史なのかもしれない、と思わせられる。2018/02/11
Edd
0
海の都の物語と併せて読むといいかも。2016/03/21
sekaisi
0
実読時間11時間40分2015/06/01