内容説明
全青協が目指す仏教による青少幼年教化に関する活動、悩み多き人々によりそう活動、若者の心の悩みに応える活動、世代間交流への取り組み、里親の実態報告、生活困窮者支援など多岐に亘る活動を展開している仏教者たちの姿と、それに対する研究者の分析と論考を収録。社会に切実に向き合う仏教者が浮き彫りにする、現代日本の世情と社会状況。
目次
第1部 教化の事例(基調発題 ツナガリ社会の回復に向けて;分科会 教化事例発表)
第2部 研究論文(「つながり」の社会に生きる;仏教者による社会活動の可能性;仏教教化事業を支える諸師に賛辞を贈る;仏教者の自己と他者とのかかわり;かかわりあうことの煩わしさと尊さ ほか)
資料 お寺と葬儀に関する一般人の意識調査(抜粋)