内容説明
本書は、天台という伝統仏教宗派の内外を照らしながら、確かに、そして豊かに生きている「天台ウーマンたち」にスポットをあててインタビューしたものである。十三のスロー・ライフをお楽しみ頂きたい。
目次
最年少・女性住職の伝説(関倫明)
新しき天台に生きる母娘(高柳妙真)
延暦寺の法衣を守り続けて(佐々木はる)
お経の出前、お元気慰問(高井叡空)
ロジ担たちの熱い夏(岩原由美子)
昔はロック今ご詠歌(緑川明世)
今日も時の鐘を撞く(山本真子)
インドの嵐の中で生きる(マナケ・千鶴)
山寺の小さなカリスマ(池田智鏡)
女人禁制界の鬼才(鳥居本幸代)
妻は住職、夫は教師(沼田妙佳)
輪廻転生と造形作家(多田敏子)
母、娘、孫三代の秘儀(藤由津香)
著者等紹介
横山和人[ヨコヤマカズト]
1954年生まれ。関西大学社会学部卒。宗教紙編集記者、三千院総務部長を経て、現在天台宗出版室編集長。天台宗出版室創設に伴い編集長に任命され、各種天台宗刊行物の創刊とリニューアルを手がける。2003年4月には宗派機関紙『天台ジャーナル』を創刊
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。