内容説明
西丹沢は東京から日帰りできる山域でありながら、深山幽谷の世界。インターネットの人気サイト「誰も知らない丹沢」から、「誰でも行けるわけではない」バリエーションルートを含む、10本の山行記を収載。
目次
第1章 西丹沢への憧れ(世附川源流域の山々)(凍てつく滝、残雪。真冬の甲相国境尾根を歩く―西丹沢自然教室~畦ケ丸~菰釣山(泊)~高指山~平野
快晴の中、三国山山稜から湯船山山稜を行く―篭坂峠~三国山~三国峠(鉄砲木ノ頭往復)~湯船山~世附峠 ほか)
第2章 夢実現に向けて(富士見峠~織戸峠を結ぶ)(ポッカリと開けた草原 今は廃れた道―焼津~P755m~世附権現山~二本杉峠~地蔵平~屏風岩山~小塚;雪面に残るのは自分だけの足跡…―大滝峠~地蔵平~浅瀬~丹沢湖;4年越しの夢実現!―二本杉峠~千鳥橋~富士見峠~織戸峠~水ノ木(馬印))
第3章 地図読みの楽しさと単独行のリスク(深い笹薮と明るいカヤトの原―山伏峠~西丸~東丸~水ノ木~浅瀬~丹沢湖)
第4章 出会いの喜び(世附峠周辺の芸術的な道標―切通峠~丸尾山~馬印~峰坂峠~世附峠~駿河小山駅;古道探訪の楽しさと出会いの喜び―太郎小屋山~不老山~蘇峰台(樹下の二人)~峰坂峠~土沢出合~浅瀬)
著者等紹介
岡澤重男[オカザワシゲオ]
長野県に生まれ、少年時代は、西に北アルプスの峰々を眺めながら、自然豊かな野山で遊ぶ。1965年、初めて丹波に登り、以降、東丹沢を中心にガイドマップにあるルートを隈無く歩く。この時期、夏になるたびに南・北・中央アルプスや八ヶ岳に向かい主なルートを歩く。1996年、ニフティサーブに加入、山のフォーラムで「地図にない道」を歩くことの楽しさを知る。2000年、ホームページ「ようこそ!山へ!!」を開設、写真、ルポ、エッセーなどを通して丹沢の魅力を発信。現在、ネットを通して知り合った仲間と情報を交換し合いながら、道志・丹沢周辺の「名もない尾根」を中心に歩き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。