内容説明
働く人々の姿に感動し、農民や動物たちを描いたミレー。音楽やオペラが好きで歌うような踊っているような風景画を描いたコロー。フォンテーヌブローの森とバルビゾンの自然を愛した二人の画家を紹介します。子ども~大人まで。
著者等紹介
森田義之[モリタヨシユキ]
愛知県立芸術大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
69
図書館本 ガチョウ軍団の大合唱が聞こえてきそうな絵は見ていて楽しい気分に。ドガの話もそうですが働く人を美しく描くって素敵です。2019/08/07
糸遊
10
さくっと読める。しかし、敢えてこどもにまでわかりやすくしたためか、画家の人生を体現するかのような鋭い本。働く人々を描くことを使命として一生を貧しさの中で生きたミレー。一方、いつも暖かい風が吹いているような絵を描くコローは、幼少から恵まれている。両者とも絵を描くことを生きる糧としていたけれど、テーマが違うことでこんなに人生が変わるとは、おおそろしいことだ。どちらの絵も大好きです。2013/11/24
m
4
バルビゾン派の二人。貧しいミレーと裕福なコローが対照的。「落穂拾い」は小学校の昇降口に飾ってあったなぁ。2017/08/24
のん@絵本童話専門
2
★★★★『小学館あーとぶっく』のシリーズから大人になって絵画が好きになりました。『ひらめき美術館』も好き。息子の小児科で見つけたこの『おはなし名画シリーズ』!最高です~!画家の生き方・遍歴が物語になっていて、更に絵画への興味が高まりました。なかなか直感のみで絵を鑑賞できないタチなので…大人にもオススメ。3歳児にはまだ早いけれど、いずれ息子にも…!子どもにはまず『小学館あーとぶっく』の方が直感的で楽しくてオススメ。印象派が出てくる直前の時代の二人について少し詳しくなれました。2016/01/23
shirokuromarble
1
印象派前夜のふたりの画家の生涯。生きざまが絵に表れているね。素敵だ。2014/07/23
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