出版社内容情報
ピカソが8歳の時に描いた「鳩と闘牛」のデッサンから、青の時代、ばら色の時代、「ゲルニカ」そして90才の作品「自画像」まで、ピカソの伝記に添って代表作を掲載。時とともに変わるピカソの画風が楽しめます。
内容説明
どの女性たちも、ピカソの絵に大きな影響をあたえています。ピカソの描いた絵のなかには、彼女たちの姿がよく登場します。彼女たちは、ピカソの絵のモデルになっただけではなく、ピカソが絵を生みだす、エネルギーのもとになっていたといえるでしょう。天才ピカソをささえていたのは、つねにピカソのそばにいた、彼女たちの愛だったのではないでしょうか。子供~おとなまで。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
86
図書館本 偉人さんって結構な割合で学校生活になじめないのですね…。ピカソも例外にもれず勉強が分からなくてなじめなかったようです。そして後によく分からない…けど素晴らしいということをテーマにした作品を描くようになる。ピカソは誰よりも分からないということをわかっていた画家だったのかもしれません。2019/05/22
bibi
26
おはなし名画シリーズ、子供から大人まで分かりやすい言葉で書かれているところが好き。絵も大きくて見やすい😍2021/01/27
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
24
はなし名画シリーズ。子供向けなので、絵画の事に詳しくない私でも分かり易いです。時とともに画風が変わるピカソの画風が楽しめました。2014/09/09
たまきら
20
ディエゴ・リベラ展の時ピカソにびっくりしていたので、借りてきました。きちんと彼の人生もなぞっていて、ひじょうにためになります。「ええっ!息子のせいで絵をやめたんだパパ!どうなのそれ~」「ええっ!だめでしょ結婚してるのにそんなにいっぱいデートしちゃ…」と、ダメ出しをたくさん入れていておかしかった。感激屋で、すぐ恋に落ちて、がくっとしてはまた立ち直って絵の糧にする。芸術家を愛するとロクなことにはならないんだよ、といういい見本になってほしい。ま、振り回されても満足なら別にそれでもいいんだけどさ…2017/12/04
のん@絵本童話専門
4
★★★★『小学館あーとぶっく』のシリーズから大人になって絵画が好きになりました。『ひらめき美術館』も好き。息子の小児科で見つけたこの『おはなし名画シリーズ』!最高です~!画家の生き方・遍歴が物語になっていて、更に絵画への興味が高まりました。なかなか直感のみで絵を鑑賞できないタチなので…大人にもオススメ。3歳児にはまだ早いけれど、いずれ息子にも…!子どもにはまず『小学館あーとぶっく』の方が直感的で楽しくてオススメ。ダリ同様、絵が時代によって大きく変わる変遷を見れるのが楽しい!「泣く女」がなかったのが残念。2016/01/20