出版社内容情報
先生よりも絵の上手な弟子だったレオナルド。石切り場で遊びながら彫刻の才能を開花させたミケランジェロ。イタリア・ルネッサンスを代表する二人の天才の生涯を彼らの名作で辿る絵本画集。
内容説明
絵本でたのしむ世界の名画。ルネッサンスの代表的な画家、レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロの生涯を名画でたどる子供向け・絵本画集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
83
図書館本。 絵画のダヴィンチに彫刻のミケランジェロ。 ダヴィンチは芸術以上に自然現象が好きだったのかも?大好きな自然現象を自己流に表現するための手段としての芸術なのかもしれません。 や〇すぎ都市伝説では最後の晩餐が楽譜に見立てられているというネタが紹介されていましたが個人的には陰謀論以上に野山を駆け回るわんぱく少年のいたずら心のような純粋なものに見えて仕方ありません。2019/06/20
bibi
30
レオナルドダヴィンチは、あまりにも有名ですが、仕上がった作品が少ないのは知らなかった💦2021/02/26
tama
17
図書館本 シリーズ読み これは知ってる作品、エピソードだらけだった。ミケランジェロは天井画で映画になってるし「華麗なる激情」、ダビデは実物見たし、ダ・ビンチもモナリザと最後の晩餐実物見たし、このところNHKスペシャルでずっとやってるし(いずれも出張のとき)。とはいえ大判なのはやっぱりうれしい。ダ・ビンチ「受胎告知」の背景を切り出し拡大してビンチ村のお話に使ったのは大正解。2019/12/28
なま
15
イタリア、フィレンツェのヴィンチ村に産まれヴィンチ出身のレオナルドと言う意味の名のレオナルド。役人の父の後は継げないとヴェロッキオの弟子になる。共同制作で絵画を仕上げていたが師匠の「キリスト洗礼」の仕上げを任され、素晴らしい出来栄えに師匠が絵を描くのをやめたなど低学年にもわかる言葉で説明。ミケランジェロの作ったダビデ像は旧約聖書に書かれている紀元前1000年頃のイスラエルの王でキリストの祖先と言われているなど絵画から旧約聖書への扉も開かせる。ルネサンス運動(「再生」等の意味)で神話世界→観察、感情絵画へ2017/07/31
りるふぃー
10
二人とも ものすごーく絵や彫刻などが上手なのが、誰にでもわかります。ダヴィンチは暗がりの中にぼおっと浮かび上がるような絵が、たしかに謎めいています。ミケランジェロの絵は 輝かしい感じ。リアルさがすごい!絵のことは ど素人なので、こんな ざっくりとした感想です。この時代のイタリアの画家は 職人に近い感じだったようです。 2017/08/14