出版社内容情報
釈迦族の王子シッダルタの誕生から涅槃までを平山郁夫が描いた数々の仏教画でたどります。人間としてのシッダルタの生い立ちとブッダとなられたお釈迦さまの教えを平山画伯のすばらしい仏教画で紹介。
内容説明
絵本でたのしむ世界の名画。釈迦族の王子シッダルタの誕生から涅槃まで、平山郁夫が描いた数々の仏教画でたどる。おはなし名画シリーズ初の日本画家編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
72
図書館本 立派な皇帝にするために快楽漬けにされて疲れ切った釈迦は悟りを開き結局皇帝にはならず…。予言を真に受けた親の短絡的な行動って確実に裏目にでますよね。眠り姫しかり…。そういえば楽しい事でも脳や人体にとっては立派なストレス判定になるらしいですね。そしてストレスが一定以上たまったらうつ病になるとか聞きました。2019/07/28
♪みどりpiyopiyo♪
65
「人は、高いカーストに生まれたからといって尊くはありません。低いカーストに生まれたからといって卑しいことはありません」 ■大きな画集の様な絵本を読みました。児童書として作られた大型サイズの本格的美術全集の1冊。お釈迦様の生涯を平山郁夫の仏教画で辿ります。■思えば、「お釈迦さま」とか「仏陀」とかって呼ぶけど、それって固有名詞じゃないのですよね。貴人を直接名指すのを避ける文化って、インドにもあるのかしら。■画集として眺めても楽しい1冊でした ( ' ᵕ ' ) (1995年)(→続2020/02/16
こぽぞう☆
14
図書館本。シリーズ読み。読み友さんに同じくシリーズ読みしていらっしゃる方がいらして楽しい。2020/01/09
りるふぃー
8
平山郁夫さんの画家としての人生を辿る本ではなく、お釈迦様の人生を辿る本です。インドで生まれた宗教なのに 日本にぴったり根付いている仏教。日本人の平山郁夫さんの日本画で描いたインドの絵も、しっくりと馴染んでいるから不思議です。シルエットのようにぼおっと浮かび上がる絵が神秘的。"祇園精舎"という絵が気に入りました。 2017/12/12
Yuko
6
「釈迦族の王子シッダルタの誕生から涅槃までを平山郁夫が描いた数々の仏教画でたどる。人間としてのシッダルタの生い立ちとブッダとなられたお釈迦さまの教えを平山画伯のすばらしい仏教画で紹介。」 夏に訪れた広島瀬戸田の平山郁夫美術館で三男に所望されて。これまでは手塚治虫の漫画本ブッダを繰り返し読んでいたが、違うブッダに出逢えただろうか。2015/09/14
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