感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
91
ルソーとシャガール、画風は違うがどちらも好きな画家。ルソーは熱帯の絵が好き。その絵の中はシーンと舌静けさのなび動物や人の動きが止まっていておもしろい。最近自分でも拙い絵を描くがすこし影響をうけた。シャガール、シャガールの絵のイマジネーションは一体どこから来るのだろう。どれも惹かれる絵だ。ルソーの葉っぱの描き方は参考にしたい。図書館本2023/03/04
Aya Murakami
81
図書館本 楽園のキャンバスでアンリルソーの名前を知ったのですが、なるほど…夢以外にもたくさんの作品を残した画家だということが分かりました。 無邪気な子どものような楽し気な雰囲気の絵だなぁという感じで読み終わりました。こういう画風は大好きです。2019/05/21
つくよみ
77
図書館本:一冊の中で、アンリ・ルソーとマルク・シャガール。2人の作品を、それぞれの生涯の出来事を解説しながら、見せてくれる作品。扉と表紙を含め、ルソーは12作品、シャガールは21作品を収録。両者とも、非常に個性的な画風を持つのに、一冊の中で一緒に紹介されていても、それほど違和感を感じないのは何故だろうか?ルソーは、画家として非常に晩成で、その才能が十分に認められないまま世を去り、シャガールは、戦火や人種的迫害に住処を追われながら、描き続けた。苦労しながら描き続けた2人の画家を、同時に知る事が出来る一冊。2014/03/22
tama
13
図書館本 シリーズ読み あれ?図書館のと表紙絵が違う。図書館のはシャガールが使われず、ルソーのカーニバルの夕べと陽気なおどけ者。版によって違うのかあ。カーニバルは初めて見る作品だけど大好きになった。秋の終りか冬の始まりか、葉をすっかり落とした木々とテント小屋らしきシルエットが黒々と浮かぶわずかに残照のある林。空の高い方には既に冷んやりした色合いの満月が。画面下に小さめに描かれた男女二人はカーニバルの芸人と売り子か。如何にも場違いな衣装が「流れ者」の悲しみと、二人でいることの温かさを表してる?2019/12/27
m
10
ルソーとシャガール。詩人のアポリネール繋がりか。ルソーの絵は笑顔になれて、ふんわりと心を解きほぐしてくれるので好き。遠近感がバラバラなのもまた良し。「詩人に霊感を与えるミューズ」が載っていなくて残念。馴染みのないシャガールの絵は怖かった。じっくりと絵を見ているうちに人の姿が浮かび上がってくること数回。何を考えてこの絵を描いたのだろう、と考えるのもまた楽しい。2017/07/30
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