内容説明
ルノワールとドガの伝記を童話風にアレンジ。名画といっしょにたのしめる、初めての幼児向け画集・絵本です。幼児~おとなまで。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
80
図書館本。 ドガは働かない貴族が大嫌いだったとか…?きっとこんなことを思っていたのだろうな…、「クソニート」とか「社会のごみ」とか…。時代考証が間違っていたらすみません。2019/06/05
№9
33
貧しかったけど絵の道を貫いたルノワール、裕福だったけど絵の道を貫いたドガ。児童書なだけに簡潔にそれぞれの人生が描かれています。しかし大判の絵もとても美しく、良いシリーズです。2015/06/07
tama
10
図書館本 シリーズ読み 図版が大きいのはよいことだ。で、ルノワールの描く子供たちはフクフクとしてニッコリさん。みんなカワユイ。ルノワールにもそう見えてたに違いない。ドガは初期フランドル風の構図、顔つきの絵もあったんだねえ。「舞台稽古」に2ver.あるって知らなかったし、まるで黄変したような、いわば墨絵のようなの見てちょっと衝撃。彫刻(説明読むとまるで日本の生き人形)も作ってるし。私が好きになったのはほんの少しパステルで線を強調した「ばら色と緑の踊り子たち」です。2020/01/07
りるふぃー
5
画家の人生 楽じゃないけど、どうしても描かずにはいられないという、二人の、絵に対するすごい情熱を感じました。ドガは、無口で気難しくて生き方が不器用だったというのが魅力的。切り花を嫌い、野に咲く花を愛したドガ。自分の考えをしっかり持っていたから、世の中と合わない部分があった。人づきあいは苦手なのに 人を描き続けたというのが面白い。キャバレーや劇場の片隅、薄暗い喧騒の中、黙々と筆を走らせている姿が目に浮かんできました。2017/06/02
lovemys
4
簡単だけど、色々と知れることのできる1冊でした。絵が大きいので見やすかったです。2016/07/04