内容説明
日本の戦後50年は「ガラスの大国だった」弱者優先、緑の防災都市へ。災害大国日本への警鐘の1冊。
目次
第1章 大地震発生
第2章 対論「この国の責任」
第3章 防災対策を考える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリータ
7
◆1995年4月22日ほんの木刊。三部構成。第一章は阪神大震災直後の行動記録(前著とおおむね同じ)、第二章は筑紫哲也との対論、第三章は街づくり、ボランティア、広報体制等の防災政策の提言。◆行政(中央・地方)、市民、情報システムのそれぞれに批判さるべき点(「官災・民災・情災))があることを述べ、市民が主体の民主主義社会の実現と、特に地域コミュニティによる助け合い(共助)の重要性を主張。◆「恥ずかしい話だが、動きやすい格好に着替えて家を出るとき、私はまだ何をするべきなのかわからなかった。というのも、たった(続2025/02/25