目次
第1章 化粧の風俗(化粧の情景 18点;髪化粧の情景 8点)
第2章 江戸のよそおい(遊女のよそおい 7点;江戸女のよそおい 5点;花嫁のよそおい 4点)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びぃごろ
12
右に浮世絵、左に解説の構成。「くにくに展」で観たものもあり、当時の化粧・習慣・着物の柄の名称などこの本で細部を確認でき大変満足。文楽人形の拵えや時代物とも繋がり嬉しい。江戸名所百人美女「堀の内祖師堂」の浮世絵はお百度参り風の若いお内儀の姿(三代豊国安政4年)落語の「堀の内」も聞かねば。楷書と崩し文字が混在。この字がつるつる読めるようになると更に面白いだろうなぁ。2017/03/10
kaz
1
江戸末期の浮世絵が主。絵師別にはなっておらず。むしろ絵師が入り混じっている構成。これまで構図や色彩は気にしていたが、女性の装いにはあまり注意していなかったので、ちょっと新鮮。尤も、浮世絵の本にしては、個々の浮世絵の背景に関するコメントが少し弱い印象を受けた。 2017/10/22
まこ
0
浮世絵を大まかに紹介しているだけの本。 江戸後期の浮世絵が多い。装いについての細かい記述は無かった。