内容説明
ORPを用いた新たな水の評価法を知ることにより、“生きている温泉とは何か”、そして“生体に近い水とは何か”の答えが明らかになる。
目次
序章 いま温泉の真の姿が問われている
第1章 ORPで温泉を調べる―温泉と皮膚のエージング評価(海も温泉?;温泉の本質とは? ほか)
第2章 生理学的に効能が明らかな温泉―炭酸泉について(炭酸泉の明らかな効果;炭酸泉のORPを測定する ほか)
第3章 生体に近い水―“生体水”について(新たな考えによる水、“生体水”について考える;生体関連の水のORPを測定する ほか)
第4章 “生体水”および温泉源泉の特性を持つ水の製造―新しい水(機能を持った新しい水への挑戦;“生体水”および人工温泉水製造装置 ほか)
著者等紹介
大河内正一[オオコウチショウイチ]
1949年生まれ。1976年法政大学大学院工学研究科修士課程終了。同年法政大学助手を経て、現在法政大学工学部物質化学科教授(工学博士)。専門は水科学の研究で、“水”の分子・原子レベルの基礎研究から、食品、飲料水、アルコールの熟成に係わる水、さらに血液や尿などの体内の水や温泉水について、応用も含めて幅広く“水”に関する研究を行っている。具体的な応用研究では、我々の生体に類似した水として、“生体水”を提案し、それらの水が人工温泉水や食品および飲料水、さらにはスキンケアなどの水として広く応用可能であることを提案している。また、燃料電池と組み合わせた21世紀期待の人工炭酸泉システムの開発を検討しているところである
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