内容説明
本書では日本の代表的なアルパイン・クライミング・エリアから代表的なルートを約９０ルート紹介している。その中には比較的ポピュラーなものから、未だ２～３登、あるいは初登されたのみというルートも含まれている。冬期という特殊な条件を前提にしたガイドブックである。
目次
穂高岳
唐沢岳幕岩
丸山
奥鐘山西壁
剣岳
鹿島槍ケ岳
北岳バットレス
甲悲駒ケ岳
谷川笠
八ケ岳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つちのこ
2
アルパインクライミングという言葉が認知された頃に発売された本書は、かなりマニアックなルート図集であったが、一部のクライマーからは支持されていたと思う。夏の壁から冬の登攀を目指すのはクライマーとしての目標であり、私もずいぶんとこの本を参考に登攀をした。今でも貴重な一冊であると思う。1990/01/20
