内容説明
「臭いものにはふたを」という現代社会のあり方に疑問をもつことから始まった住民運動―それはまさしく台所からのゴミ問題や水問題であり、世界的な環境問題にもつながる深刻なテーマです。本書は、各地の住民運動に新しい専門家像を求めて参加した著者が説いた、大変わかりやすい“参考書”です。
目次
第1章 ゴミについて語る各地住民たち
第2章 技術優先のゴミ処理の限界
第3章 処理優先の法制度の限界
第4章 住民内部の矛盾を克服しよう
第5章 安全性と汚れをとらえ直そう
第6章 “異業種間交流”を積極的に
第7章 汚れとつき合う住民運動