内容説明
本書は、近代日本における経済雑誌『実業之日本』の発行元である実業之日本社について、創業後三四年間の社業の歩みを明らかにし、同時にその時期の『実業之日本』の主要な論調を見たものである。
目次
序章 研究史の整理と課題の設定
第１章 実業之日本社の創業期（一八九七～一九〇三年）
第２章 実業之日本社の発展期（一九〇四～一九〇七年）
第３章 実業之日本社の拡充期（一九〇八～一九一二年）
第４章 実業之日本社の繁栄期（一九一三～一九二二年）
第５章 関東大震災と実業之日本社（一九二三～一九二四年）
第６章 実業之日本社の停滞期（一九二五～一九三一年）
終章 総括と今後の課題
著者等紹介
馬静［マセイ］
１９７６年中国江西省生まれ。１９９６年中国北京第二外国語学院日本語学部卒業。中国北京外交人員服務局入局。同局の派遣により日本貿易振興会（現日本貿易振興機構）北京事務所勤務。２０００年同局辞職、東京外国語大学大学院研究生。２００３年同大学博士前期課程修了。２００６年同大学博士後期課程修了、博士（学術）学位取得。現在、東京外国語大学外国人研究者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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