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内容説明
本書は、アジア諸国でどれほどの規模で原発建設がおしすすめられようとしているのか、原発へ駆り立てる要因は何か、さらに原発輸入の実態とそのなかに孕まれる放射能汚染など、原発運転にともなう過去の被害実態を紹介することにより、すこしでも多くの人びとに原発依存の電力供給がいかに危険であるかを知ってもらうために取り纒めたものである。
目次
序章 アジアはなぜ原発を選択するのか
第1章 急増するアジアの放射能被害
第2章 原発輸入と犠牲にされた安全性
第3章 原発建設計画とアジアの電力需要
第4章 驀進する中国の原発建設
第5章 具体化した日本の原発輸出
第6章 原発を誘導する日本の産官複合体
第7章 韓国の原発と核廃棄物処分場問題
第8章 台湾の放射能被害と反核運動
第9章 フィリピンの凍結された原発
第10章 インドネシアにみる日の丸原発の影
終章 脱原発のシステムとアジアの未来