内容説明
日本人写真家が初めてとらえた南アフリカ、ナマクワランドの驚異。世界初公開!新世紀への1冊。この驚きを、あるがまま未来に遺したい。4000種類の野生の花々が咲き誇る別世界。春一番の暖かい風が吹くと、あたりは一変する。春を待ちこがれていた植物の種子たちはいっせいに目を覚まし、太陽の光を小さなからだいっぱいに受けとめてみるみる成長し花芽をつける。ひと月も待たずして、そこは白・黄・オレンジ・赤・ピンク・紫・青など色とりどりの草花で埋め尽くされる。見渡す限りの地平線まで続く花のじゅうたんを目の前にすれば、誰でも言葉を失うだろう。―ここは『神々の花園』と呼ばれている。
目次
空から
大地へ
園へ
そして宙へ