感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
20
第二次大戦中、レニングラードではドイツ軍の包囲で、飢えと寒さで多くの市民が死亡。市内ワシーリエフ島にいた少女ターニャもその一人。彼女が残した短い日記に基づいた作品。ソ連。1990/10/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
ターニャ・サビチェワの日記を、少女ワーリャ・ザイツェワが語る。第2次世界大戦、ドイツ軍対ソ連軍の最も激しい戦闘の1つ、レニングラード戦。900日の戦いで、のべ90万人が亡くなった。その中の一人、ターニャ・サビチェワが遺した日記(巻末に掲載)が当時の様子がうかがえます。ターニャたちの記念碑「いのちの花の塔」があるそうです。2020/08/20
ごん
0
第二次世界大戦中、ドイツ軍がソ連のレニングラードを囲んだ。多くのレニングラードの人たちが飢えで死んだ。ターニャとその家族も。 現在になり、ワーリャという少女がターニャの日記を読み、記念碑づくりの手伝いをする。 最後のおとなたちとの会話が、何気ないけどしみた。2020/09/27