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内容説明
明治・大正に活躍した宗教哲学者、斎木仙酔の生涯を綿密な考証を経て論じた著者畢竟のライフワーク。カビール、タゴール、アブドル・バハとの関わりは近代思想史に新たな視座を加える。
目次
序章 生い立ちと縁者たち
第2章 家族のことばと本に残された仙酔(中国地方の子守唄―『接神術』、『噫有情』と海老名みや;ノブの回想―渡米、同志社、社会主義;海老名弾正と『文明主義』 ほか)
第3章 吉田ノブの死と仙酔研究の端緒―窪田空穂と『槻の木』(ノブの生涯;窪田空穂と『槻の木』に載った仙酔―来嶋靖生氏と山下清氏;窪田空穂と『山比古』をめぐる人々 ほか)
第4章 カビールとタゴール(カビールの詩と思想;松村介石と明治新宗教家の群像;アブドル・バハとバハイ教 ほか)
著者等紹介
吉田邦郎[ヨシダクニオ]
1934年、東京都杉並区に生れる。成蹊高校を経て一橋大学卒。1994年まで航空会社に勤め、その後大学講師を経て執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。