闇に消される原発被曝者 (増補新版)

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闇に消される原発被曝者 (増補新版)

  • 樋口 健二【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 八月書館(2011/07発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784938140731
  • NDC分類 539.68
  • Cコード C0030

目次

原発大惨事に思う―まえがきにかえて
第1章 原発被曝裁判
第2章 筑豊の原発被曝者
第3章 被曝、そして死
第4章 労組委員長と敦賀原発内部
第5章 被曝労働者とJCO東海事故
第6章 核燃料輸送と核燃料サイクル基地

著者等紹介

樋口健二[ヒグチケンジ]
1937年、長野県生まれ。報道写真家。四日市ゼンソクをはじめとする「公害」や原子力発電所における被曝労働などの取材で知られる。日本写真芸術専門学校副校長、日本写真家協会会員、世界核写真家ギルド会員、日本広告写真家協会学術会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hatayan

44
1981年の初版から原発労働者の実態を伝えるルポとして読み継がれ、3.11直後の2011年に増補。高収入と引き替えに健康を差し出す原発労働者が不審な病死をとげても被曝との因果関係が認められることはまずありません。筆者は電力会社と粘り強く交渉のすえ原発の定期検査の取材に成功。気温30度で防護服を着ながらの作業は「空気の欠乏した宇宙にいる」苛酷なもので、労働者は消耗品同然だと告発します。 2008年には18歳未満の少年が年齢を偽って原発で作業していたことも追記されており、深い闇を感じさせる一冊となっています。2020/05/31

更紗蝦

9
原発は、たとえ稼働していなくても、その建設段階で被曝者を生んでいるということがよく分かる本です。建設段階で被曝者を生み、さらに、定期検査でも被曝者を生むというのに、「事故さえ起こさなければ原発は安全」と思い込んでいる人の、いかに多いことか・・・。 この本では、原発作業員の被曝問題だけでなく、核燃料の輸送問題も扱っています。よく、「確率的に考えれば原発事故よりも自動車事故の方が危険」と言って原発事故を過小評価する人がいますが、そういう人は核燃料が車で運ばれていることを知らないのでしょう。 2013/10/04

coolflat

8
作業員は原発作業に従事する前に安全教育を受けるのだが、放射能は危険という言葉は一つも出てこないと言う。被曝線量は過小評価され、また記録されないこともある。作業服やマスクを放射性廃棄物として処分せず、洗濯するとか、濃縮タンクに落ちたら、コンクリートで固められ、遺体は戻ってこないとか、驚くような件が散見される。電力会社が原発内部作業を改善しようとする意思は全くない。下請け、孫受けという構造に乗っかり、危険な作業を末端作業員に押し付けていく。末端作業員の自己犠牲の上に、原発が成り立っていることを忘れてはならない2014/05/27

うらじ

6
原発被爆者の存在は闇に消される。癌でも白血病でも原発との因果関係を証明できず医者にも相手にされない。訴えてもイヤガラセと圧力を受けるて泣き寝入り。あまりにヤクザな所業で許しがたい。2014/07/17

Mao

4
いい加減に、みんな黙って我慢するの、やめようよ2012/02/07

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