百塔紀行

百塔紀行

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784938138554
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0026

内容説明

サンスクリット語(梵語・古代インド語)で「ソトーバ」といわれていました塔は、日本語では卒塔婆と口訳され、一般的には塔または塔婆と表現されてきました。古代インドの仏教徒たちが、釈迦の骨(舎利)を格納するために、土を焼いて造った板を積み上げて建てたものが最初で、中国大陸、朝鮮半島を経て六世紀の半ば、仏教の伝来とともに伝えられ、木造伽藍の一部として建造されました。当時は塔そのものを本尊としていた様子もうかがえます。わが国には三重塔、五重塔などの層塔のほかに、多宝塔、宝篋印塔、五輪塔などがありますが、本書では木造層塔を中心に、「塔のある風景」「歴史上の人物」「歌碑などの紹介」を行いました。

目次

普門寺―三重塔(県文)―岩手県陸前高田市米崎町竹沢
羽黒山出羽神社―五重塔(国宝)―山形県東田川郡羽黒町手向
立石寺(山寺)―三重小塔(重文)―山形県山形市山寺
慈恩寺―三重塔―山形県寒河江市慈恩寺
安久津八幡宮―三重塔(県文)―山形県東置賜郡高畠町安久津八幡山
法用寺―三重塔(県文)―福島県大沼郡会津高田町雀林
高蔵寺―三重塔(県文)―福島県いわき市高倉町鶴巻
西明寺―三重塔(重文)―栃木県芳賀郡益子町
日光東照宮―五重塔(重文)―栃木県日光市山内
高勝寺(岩船地蔵)―三重塔(県文)―栃木県下都賀郡岩舟町静〔ほか〕

著者等紹介

白井恒[シライヒサシ]
昭和9年、豊橋市生まれ。学卒後、静岡銀行入行。東京支店次長、審査役、支店長、業務センター長など歴任。退職後、ホームセンター東友へ出向、専務取締役で退任。この間、静岡県新居町教育委員長など歴任。また静岡新聞文化欄へ「名塔遍路」を一年間連載。長野県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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