内容説明
抗がんサプリをがん治療に使用する場合に一番大切なのは、医学的に間違っていないことを実行すべきということです。むやみに使用することは、場合によってはがんを悪化させ、死期を早める結果になるという落とし穴を知っておくべきです。本書では、抗がんサプリの有効性の評価を「星の数」で表現するとともに、抗がんサプリを使用する場合の危険性や問題点をまとめました。
目次
1 抗がんサプリメントの常識・非常識―後悔しないために、これだけは知っておきたい(細胞実験や動物実験だけで、人間のがんに効くとはいえない;抗がんサプリメントの有効性はエビデンスの質のレベルにより「星の数」で評価;抗がんサプリだけが、オールマイティにがんに効くわけではない ほか)
2 成分別抗がんサプリメント徹底検証―有効性を「星の数」で評価(βグルカン(アガリクス等キノコ類)―免疫力を高めると悪化するがんや病気もある
抗酸化性ビタミン(βカロテン・ビタミンC等)―抗がん剤・放射線治療との併用に賛否両論あり
大豆イソフラボン―エストロゲン依存症の腫瘍(乳がん・子宮体がん等)には、増殖や転移を促す危険性がある ほか)
3 これであなたも惑わされない!―抗がんサプリメントをめぐるインチキ行為から逃れる方法(「がんに効く驚異の○○」は法律違反;巧みな言葉とデータのカラクリを見抜くべし;悪い業者の見分け方 ほか)
著者等紹介
福田一典[フクダカズノリ]
昭和28年福岡県生まれ。昭和53年熊本大学医学部卒業。熊本大学医学部第一外科、鹿児島県出水市立病院外科勤務を経て、昭和56年から平成4年まで久留米大学医学部第一病理学教室助手。その間、北海道大学医学部第一生化学教室と米国Vermont大学医学部生化学教室に留学し、がんの分子生物学的研究を行う。平成4年、株式会社ツムラ中央研究所部長として漢方薬理の研究に従事。平成7年、国立がんセンター研究所がん予防研究部第一次予防研究室室長として、がん予防のメカニズム、および漢方薬を用いたがん予防の研究を行う。平成10年から平成14年まで岐阜大学医学部東洋医学講座の助教授として東洋医学の教育や臨床および基礎研究に従事した。銀座東京クリニック院長
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