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検証 免疫信仰は危ない!―「がんビジネス」の実態に迫る

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  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784931524248
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0077

内容説明

「アガリクスがんが消えた!治った!」「医者も認めた驚異の抗がんパワー!」センセーショナルな見出しが躍る健康食品の「書籍」広告。アガリクスやメシマコブで、ほんとうにがんが治るのか。また、「最先端医療」として話題の活性化リンパ球療法は、「有効性は抗がん剤に劣らない」と言えるほどの効果があるのか。免疫力をアップしてがんを治すと主張するアガリクスやリンパ球療法など「代替医療」の限界を、国立がんセンター中央病院や癌研究会附属病院のがん専門医をはじめ、代替医療の研究者、がん患者の遺族などに取材して徹底検証。がんを治したいという患者や家族の思いにつけ込み、高額な費用を負担させる「がんビジネス」の実態に迫る。

目次

1 患者を見殺しにしたくない!―代替医療に走る患者に苦悩するがん専門医など7人の本音
2 アガリクスでがんは治らない!―科学的根拠に乏しい健康食品の実態に迫る(第一線のがん専門医たちは、代替医療を認めていない;アガリクスはマウスに効いても人間には効果が低い ほか)
3 活性化リンパ球療法はがん患者に福音をもたらすか!?―「最先端医療」か「儲け主義」か、がん免疫療法の限界に迫る(通常医療として認められていない「がん治療第四の選択肢」の限界―活性化リンパ球療法の急先鋒・瀬田クリニック・グループの言い分;活性化リンパ球療法の有効性は抗がん剤を超えているとは言えない)
4 がん患者と医師たちは、代替医療とどう向き合っているのか―「がん」という病に直面した遺族や医師の経験に学ぶ(代替医療に賭けたがん患者3人の遺族の証言―アガリクス、活性化リンパ球療法、ハスミワクチンのケース;代替医療を実践する医師はこう考える ほか)
おわりに 取材記者たちは、代替医療をこう考える―がん医療の現場を取材して

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